17人

今日の2限目、GSⅡ(2年生の課題研究)の授業に参加しました。その時間、教室には私を含めて様々な教科の先生が7人いました。これらの先生方はGSⅡを参観にきたのではなく、生徒とディスカッションするために参加したのです。

その理由は:


17人


本校では1・2年生全員がそれぞれのテーマで課題研究に取り組み、着実に生徒のいわゆる「真の学力」を育んできました。しかし、これまでの取組みの中でどうにかならないかと見えてきたことが2つありました。



1つ目は、GS担当者だけでなく、いろいろな人がアドバイスをすれば生徒の課題研究はさらに深まるということです。互いに発表しあい批評しあうことも有効ですが、高校生同士では限界もあります。大学などでプレゼンした生徒が教授等から有益なアドバイスを得ると、ぐっと探究が深まります。

2つ目は評価です。生徒の課題研究の質や主体的に学びに向かう態度、表現力などを評価するにはそれなりの方法が必要です。

この2つは、全員が別々のテーマを設定しているがゆえに解決が難しいのです。


そこで:


17人



先週の職員会議で、GSⅡの担当者が、課題研究の中間報告を授業の中で行うから、参加可能な先生方は生徒の報告を聞いて助言や感想を述べてほしいとお願いしました。

すると、先週、あるクラスのGSⅡには17人もの先生方が訪れて、生徒一人ひとりにアドバイスをしてくれました。

さらに、今日私も参加してみると、教室の入り口に生徒の座席と研究テーマ一覧が用意され、評価のためのルーブリック(評価のための基準をまとめたもの)まで用意されていました。


SGH係の先生方の取組みが目に見えて進化するのもすばらしいけれど、
呼びかけに答えてくださる先生方にも本当に感謝です。








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