2018/05/30

校長室の窓の外にヤマボウシが咲きました。
桜のような華やかさはありませんが
雨の中でいっそうその白さが静かな感じがします。
今日2限目に轟・三輪両教育次長さんがお見えになり、上田高校の授業をご覧になりました。1年生の地学基礎と国語総合をみていただきました。
地学では、教材提示装置やパワーポイントを使って要領よく説明しながら、肝心なところは次々と生徒に話し合わせて確認していきます。まず一人で考え、グループで話しあい、講座で共有する、そんな流れが自然に実現している。先生の授業スタイルに対する生徒たちの信頼のようなものを感じました。

国語ではエッセイを読んで100字の要約をつくっていました。それぞれが一人で書いた要約を持ち寄り、要約に含めるべき要素とその表現方法をグループで考え、一つの要約を作ります。その後、電子黒板を使って発表。先生が「これは70点」などと言いながらどんどん添削していく。話しあいながら何度も同じ教材の読みを深める、まさに生徒同士の、また教材との「対話的な」授業でした。
授業参観の後、校長室で教育次長さんお二人と、どのように本校の授業改善が進んできたのかや、ICTの利用状況などをお話ししました。これまでの高校の授業とは全く違う、新しい学びが実現しつつあることを、お二人ともお感じになられたのではないかと思います。
